明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
今年の戦略を立てていくうえで、市場の外観を見渡して整理するために、自分なりのまとめを書いてみたいと思います。
2022年の振り返り
昨年は急激なドル円の口頭が見られ、振り回される年になりました。昨年の念書の予測ではドル高を予測しており、高低と言う点では予測が的中しました。一方で、年内に120円/ドルに手が届いておかしくないと予測していたのですが、150ドル/円をつけるほどのドル高は予測していませんでした。
幸い、私にはビギナーズラックが訪れました。ドルをいくらかまとまって持っていたのが幸いしました。一方で、もし私が自分の予測を強く信じて120円ラインで売り払っていれば、後で後悔したことでしょう。予測に対して幅を持たせて行動すること、極端に振舞うのではなく重みづけをつけながら振舞う事の必要性を痛感しました。
日経平均は2021年12月末日で28,791.71であったのが、2022年12月末日では26,094.50になりました。TOPIX は2021年12月末日で1,992.33であったのが、2022年末日では1,891.71となりました。昨年の予測を読み返すと、上昇を予測していました。理由を読むと、私はあれこれと書き連ねているものの、はっきりとした理由は書けていませんでした。実際、よくわからなかったのでしょう。結果としては僅かな下落、横ばいとなりました。予測が外れたというべきでしょう。
2023年 ドル円の行方
横ばい~やや下落を予測しますが、非常に読みにくいです。短・中期的にはドル円は125円/ドルぐらいまでは下げてもおかしくないと考えています。より極端な円高予測もちょくちょく見かけますね。
円高の予測の根拠は、米国の金利が下がるとの予測、そして日本の実質的な金利の上昇が見込まれているからでしょう。ただし、米国の金利低下の予測はインフレが退治されることが前提となっています。市場の見積もりはやや楽観的すぎるとの見方も時々見かけます。実際、2023年中に利下げが始まるかは不透明ですよね。利下げが生じない場合、市場の予測より金利が高い期間が続くことになれば、ドルが買われることになるでしょう。
日本の実質的な金利の上昇は、これ以上の国債を日銀が有することが難しいとの予測に基づいているように見えます。ただし、金利の急激な上昇に日本が耐えられるかっといえば疑問があります。日銀も含み損を抱えることになりますし、変動金利が上昇すれば国民の懐にも直撃するでしょう。なかなか難しいのではないかとも感じます。一方で、インフレが進行する場合には金利を上げざるを得ない。日銀は難しい舵取りになりそうですね。
日米の金利差が小さくなれば、ドル円が125ドル/円程度の均衡を破って115ドル/円ぐらまで振れる余地はあります。ただし、日本の貿易赤字などを考えたときに、円にそこまでの地力があるかは不明です。
私は昨年、ある程度のドルを円に換えました。今年の私の対策としては、状況が読めない以上、ポートフォリオの予定構成比に従って、ある程度の分散を行うことにするかと思います。
2023年 全世界株式などの行方
これがわかれば大儲けできて、苦労しません。とはいえ、情報の整理ぐらいしてみましょう。
米国のインフレ退治がどのようになるか、金利の変動がどうなるか、に多くの人が注目するでしょう。米国金利は下げる、との見方が大勢を占めています。問題は、金利がいつ下がるか。2023年中に開始するか否かはわかりませんね。インフレ退治に成功してソフトランディングが見えてくれば、株式が買われる流れになるでしょう。ロシア – ウクライナ情勢も当然、重要な要素の一つになるでしょう。
個人的には、全世界の債権の指数が下げ過ぎているように見えます。金利も高いですし、債券インデックスにはある程度の資産を割り振ることにするでしょう。債券の代替として使っていたステーブルコインの比率が下がってしまったので、ポートフォリオに占める中リスク資産を確保することも理由の一つです。株式についても、ポートフォリオにしたがって淡々と対応していきたいと思います。もし円高、株安の局面が来るようであれば、買い増ししていきます。
2023年 日本株の行方
率直に言って、ドル円よりわかりません。日銀の金利政策に大きく左右されると予測します。
金利が上昇すれば、基本的には教科書通りに株価は下がるでしょう。日経平均なら24000円前後で跳ね返せなければ、22800-20600ぐらいまで、あっさり下げてもおかしくないかもしれません。誰も彼もがリセッションだ、米国株はハードランディングする、と言っているように私には見えます。米国株が下げれば、当然日本株も引っ張られます。金利の上昇はバブルの致命的な崩壊をもたらして終わる、との話も見聞きしました。
一方で、ここまで市場心理が冷えている状態はいずれ回復してもおかしくないのかもしれません。ツイッターを見ていても、明らかに株式や暗号資産などのリスク資産について語る人が減りました。人がいない時こそ買うべき時なのかもしれません。
私の基本的な方針は、これもポートフォリオに従う事、加えて、やや高配当の株式寄りに動くことになるでしょう。国内の大手企業はかなり内部留保を溜めており、配当も潤沢に配られているように見えなくもありません。もし円高になれば、円を配る配当株の価値は相対的に高くなりそうです。
終わりに
金利の動向が、今後を支配する大きな要素になると予測しています。教科書通りです。
以上、自分の視線を整理してみましたが、実に予測ができていません。まぁ、プロですら難しいことを素人ができるはずもありません。ポートフォリオに従って、ゆっくりと積み立てを続けていくことになりそうです。
