長期資産形成のために積み立て投資 その5

長期資産形成のために積み立て投資 その5

2022年5月29日
投資信託

 このページでは、私が継続してきた長期資産形成のための積み立て投資について紹介します。今回は、5月分の積み立ての内容を記載します。

積み立ての内容 2022年5月分

2022年5月は、下記の投資信託と暗号資産の現物を積み立てました。

・eMAXIS Slim/全世界株式 @積み立てNisa、iDeco
・eMAXIS Slim 先進国債券インデックス
・iFree 新興国債券インデックス
・ビットコイン $BTC
・イーサリアム $ETH

 投資信託は世界経済のインデックスに投資する銘柄を中心に選定しています。暗号資産は時価総額が1位と2位で市場全体の時価総額60%を占めるビットコインとイーサリアムへの長期投資を行っています。
 先月と比べて、iDeco の積立商品を変更しました。これまではひふみ投信を日本国株式の投資に割り当てて、残りをeMAXIS Slim全世界株式(のぞく日本)で運用していました。ひふみ投信は私が投資を始めるきっかけになった投信のひとつです。より社会に貢献し得る企業への投資を行おうとする姿勢にも共鳴しましたし、そのパフォーマンスも高かったので、一貫して投資の対象としてきました。代表の藤野さんの著書も興味深く拝読しました。しかし、ひふみ自身の運用資産が増えたことによる巨大化、ひふみの上場失敗~SBI証券による買収などの状況の変化に加えて、パフォーマンスがTOPIX にも負ける期間が継続してきたことを踏まえて、見切りを付けました。これまでに積み立ててきた投信も順次振り替えていくことにします。
 インデックス投資と比べて勝ち続けるアクティブファンドはほぼない、という話は長年言われています。例えば、インデックス投資で有名な水瀬さんもデータを示しながら論じています。実際に投資してみて感じることは、懸命に運用することで一時的なトレンドに乗ることができる場合があるものの、それを継続することは並大抵の努力では困難であるということです。ひふみ投信はプロの集団です。私の知る限り、思想的にも金銭的にも人的にもかなり恵まれた状況にあったはずです。それらの恩恵の下、日本の小・中型株へ投資して高いリターンをあげました。しかし、有名になるにつれて投資先も制限されて行ったようです。例えば、得意の小・中型株では自己資金を少し投じるだけで大株主になってしまうようになり、困難になったようです。現在ではMicrosoft 等の米国株を一部取り込みながら、トヨタや三菱UFJ などの大型株を中心に組み込まざるを得なくなったようです。様々な制約が生じたために仕方がないとはいえ、現在のひふみ投信のパフォーマンスは残念です。
 残念なことに、インデックス投資を推奨する際にアクティブファンドをバカにする人もいます。私はインデックス投資をしていますが、しかし、アクティブファンドをバカにすることが望ましいとは思いません。基本的にインデックス投資は現状追認です。仮になにか悪事を働いた会社があったとしても、時価総額に従って投資することになります。アクティブファンドはコストとリスクを払って株式(を含む金融資産)のある種の良し悪しを判断しています。もちろん会社はアクティブファンドだけでなく、例えば東証の市場の格付けなど、様々な点から評価にさらされています。その評価は誰かが時間や労働のコストを払って実現しているものです。多くの努力の上にインデックス投資の実現可能性は成り立っているはずで(もっと厳しく言うならば、私たちインデックス投資家はフリーライドを許されているに過ぎない側面もあるので)、誠実に働いている関係者に感謝することはあってもバカにするのは筋違いでしょう。
 

運用方針

長期資産形成のための積み立て銘柄の選定および運用基準は下記の通りです。

・5年以上を目安とする長期の資産形成のために行う
・全世界に分散して投資することで、地理的リスクを軽減した運用を行う
・手数料が競合に比べて低い銘柄を選定する

参考

アクティブ運用とパッシブ運用のパフォーマンス比較のデータ…アクティブ運用は今年も散々な結果(2020年版) – 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)
http://randomwalker.blog19.fc2.com/blog-entry-4156.html

サムネイルについて

サムネイルにはアムステルダム美術館がCC0ライセンスで提供している美術より、夜警(レンブラント作)を採用しました。高名な美術作品を利用できることをうれしく思います。

Rijksstudio – Rijksmuseum
https://www.rijksmuseum.nl/nl/rijksstudio