暗号資産所得の税金支払いに必要な情報を集める 

暗号資産

 暗号資産売買でうまく立ち回ることができれば、多額の所得を得られる場合があります。暗号資産で得た所得は正しく把握して、適切に納税する必要があります。
 今回は、納税の際に必要な情報を集めるための方法を紹介します。

国内 / 国外の取引所から取引履歴を集める

 簡単に言ってしまえば、自分が行った取引の履歴が全てわかれば大丈夫です。
 私の場合、取引所では暗号資産の入出金、売買とstaking/rending、 エアドロップの受け取りを行っていたので、以下の履歴を取得予定です。

売買履歴
入出金履歴
staking / rending の履歴
エアドロップ等で暗号資産を取得した履歴

Binance で納税に必要な情報を得るための手順

 今回は例として、大手暗号資産取引所Binance から納税に必要な情報である売買履歴、stakingの履歴を得るための手順を説明します。

売買履歴をダウンロードする

まずはホーム画面から現物注文画面へ移動します

次に、現物注文の未処理の注文の画面からトレード履歴画面へ移動します。

トレード履歴の画面から取引明細書を生成します。

時期を指定してダウンロードの手続きを行うと、次のような画面が出ます。

一定の時間が経った後に、この画面を再度開いて履歴のcsvファイルをダウンロードします。

stakingの履歴をダウンロードする

ホーム画面から集英履歴の画面へ移動します。

収益履歴の預け入れ画面から利子の画面へ移動します。

利子(利息)の画面へ移動しました。この画面はcsvでダウンロードできないので、コピー&ペーストでエクセル等へ移しましょう。

今回は紹介しませんが、同様の手順でローンチプールファーミングの履歴も確保することができます。また、入出金履歴は「ウォレット」→右上の「ウォレット履歴」から出力可能です。

 なお、Binance は取引履歴のダウンロードが1回につき最大3か月分となっています。しかも、1か月にダウンロード可能な履歴は3回分までです。ダウンロードの際には場合により30分以上待つことになると表示されます。(もっとも、実際には数分でダウンロードできる状態になることが多いのですが。)1か月に1回程度、定期的に取引履歴のダウンロードを行っておくと安全です。

納税に必要な利益を計算するための手順

 国税庁の案内に従って、利益の計算を行いましょう。下記リンクから確認ができます。

暗号資産に関する税務上の取扱い及び計算書について(令和2年12月)|国税庁 https://www.nta.go.jp/publication/pamph/shotoku/kakuteishinkokukankei/kasoutuka/

 とはいえ、取引件数が多い場合は国税庁の計算書へ書き込みするのが大変です。簡単な方法として、取引履歴をインポートすると税金を計算してくれるソフトウェアを用いる方法があります。具体的には、Gtax やCryptoLinCといったソフトウェアを使いましょう。ただし、取引数に応じた課金制であることに注意しましょう。特に複数種の暗号資産でstaking をしていた場合は取引履歴数が増えるので、利用料金が高くなります。コストと利益を天秤にかけて、ソフトを使うか、自力で作業するかを選びましょう。

免責事項:地域の税務署によって見解が異なる場合があります。不明点がある場合は、最寄りの税務署にて見解を尋ねることを推奨します。本稿はあくまで取引所の仕組みについての情報提供を目的とします。

参考

暗号資産に関する税務上の取扱い及び計算書について(令和2年12月)|国税庁 https://www.nta.go.jp/publication/pamph/shotoku/kakuteishinkokukankei/kasoutuka/

BINANCE(バイナンス)で取引履歴をダウンロードする方法 | Aerial Partners https://www.aerial-p.com/media/binance%E3%81%AE%E5%8F%96%E5%BC%95%E5%B1%A5%E6%AD%B4%E3%81%AE%E5%8F%96%E5%BE%97%E6%96%B9%E6%B3%95.html

Binance(バイナンス)で取引履歴をダウンロードする方法 | コインタックス|仮想通貨の確定申告・節税をスマートに
https://coin-tax.net/tradehistory-binance/2371/