ポートフォリオ維持による金融資産の管理 その1

投資信託

 金融に携わるプロたちの間では、金融資産の購入タイミングは必ずしもそれほど重視されないと言われています。むしろどのようなポートフォリオを構築しているかが重要であるとされており、それを裏付けるデータも知られています。
 私もまた自分が標準とする金融ポートフォリオを作成して維持するために、定期的に見直し(リバランス)をしています。今回は私のポートフォリオの状況と、それを変化させるための戦略について記載します。

私が理想とするポートフォリオ

 ポートフォリオとは、保有資産の構成内容のことです。複数の相関の薄い資産に振り分けることで、保有資産総額の急激な変化を避けるとともに、全体を少しずつ増やすことを目的として設定します。

 私が理想とするポートフォリオについて紹介します。以下のような割り振りを目指しています。

 2枚のグラフを置いているのは、リスクオンの時期とリスクオフの時期で自然とポートフォリオの状態が変化するためです。この範囲に収まっていれば、それほど問題はないのでリバランスは必ずしも必要ないと判断します。
 かなりリスク選好性の高いポートフォリオです。暗号資産やステーブルコイン(含むLP)の比率が高く、前者が5-10%、後者が30-35%を占める点が特徴的です。これには2つの理由があります。1つは平均余命から考えて私はあと40年以上生きるため、高リスク戦略が功を奏する可能性があるためです。2つめは、私が暗号資産にはかなり入れ込んでおり、知識もおそらく一般に比べて多いはずだと予測するためです。
 こんなハイリスクポートフォリオではありますが、一応いわゆる株式50:債券50の戦略は意識して構築してあります。暗号資産を株式類似の高変動資産、ステーブルコインは債券類似の低変動資産と見なしています。結果として理想とするポートフォリオのうち高リスクサイドは高変動資産:低変動資産 = 50:50 となっています。もちろん暗号資産は株式とは値動きが必ずしも一致しません。ステーブルコインは正確に債券に相当するわけではなく、専門的にはプットオプションの売りに相当するようです。ただしステーブルコインは利回りを得る手段としては債券より優秀な印象があること、現在は世界的に利回りが低い状態なので債券クラスは持つ意味が少ないと本職のファイナンシャルプランナーが述べていたことを踏まえて、このような構成を目指しています。
 
 なお、本ポートフォリオは一般的にオススメするものではありません。もし一般の方にお勧めするのであれば、暗号資産やステーブルコインの比率を小さくして、株式や債券クラス等を増やすことになるでしょう。

2022年7月のポートフォリオ

では、現在の私のポートフォリオを見てみましょう。

 理想とするポートフォリオ:リスク小にほぼ一致する構成とすることができています。若干ステーブルコインの比率が高くなっているのは、ドル高の影響でしょう。理想よりは多少、暗号資産と債券の比率が低いです。ステーブルコインを売って暗号資産クラスと債券クラスの購入を行う方針になるでしょう。

 だいたい半年に1回程度はポートフォリオの見直しを行う予定です。したがって、次は1月前後に見直しを行うことになるでしょう。